タイのサイアム・セメント、化学部門のIPOを保留
サイアム セメント パブリック カンパニー リミテッドのロゴは、2016 年 6 月 9 日、タイのバンコク中心部にある同社のオフィスビルで撮影されています。 REUTERS/Chaiwat Subprasom/File Photo Acquire Licensing Rights
[シンガポール、8月28日 ロイター] - タイ最大の複合企業サイアム・セメント(SCC.BK)は月曜日、同社部門SCGケミカルズ(IPO-SCGC.BK)の国内新規株式公開(IPO)を期限内に進めないことを決定したと発表した。不利な市況に。
サイアム・セメントは証券取引所への提出文書で、「現時点でIPOを進めるのは適切ではないかもしれない」と述べた。
マハ・ワチラロンコン国王を筆頭株主としている同社は、今回の決定について「現時点でタイ企業の大規模なIPOに取り組むタイと海外の資本市場双方の投資家の準備が整っていること、また経済情勢などの外部環境が影響している」としている。状況とエネルギー危機。」
サイアム・セメントは昨年4月にSCGケミカルズのIPO計画を発表した。 月曜日の声明では、IPOの承認期間は今年10月4日まで延長されたが、それ以上延長することはできないと述べた。
サイアム・セメントは、状況が改善した後「やがて」SCGのIPOを進めるつもりだと述べた。
東南アジア第2位の経済大国であるタイは先週、5月の総選挙後の数カ月間の暫定政権と政治的行き詰まりを経て、新首相に不動産王スレッタ・タビシン氏を選出した。
SCGのIPOに関するサイアム・セメントの決定は、タイ証券取引所における他の上場の可能性を圧迫する可能性がある。 IPOを目指す他のタイ企業には、Big C SupercenterやCPF Global Food Solutionなどがある。
包装から投資まで幅広い事業を展開するサイアム・セメントは今年、株価が7%下落した。 リフィニティブのデータによると、同社の市場価値は109億ドルだ。
同社のウェブサイトによると、SCGはサイアム・セメントの化学部門で、食品包装から自動車部品に使用される製品に成形されるプラスチック樹脂またはポリマーを製造している。
Yantoultra Ngui によるレポート。 ムラリクマル・アナンタラマン編集
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